「ひとそれぞれの事情に合わせた一連の葬儀がどのように進められていくのか、またそこにあさがおさんがどのように介入して下さるのか、実例を多数挙げて詳しくホームページで説明されていた」

• ご相談対応
• 松本明子

どのご葬儀も同じではなく、また、葬儀社もどこに頼んでも同じというわけではありません。

各ご家庭によって、異なるのは、場所や費用だけではありません。葬儀社を選ぶ状況や条件なども様々です。

このサポート相談事例は、どのような状況からご相談が始まったのか、どのような流れで葬儀社を選んだのかなどを、実際のご相談に基づいて作成していますので、おおまかな流れは同じように見えても、各ご相談によって内容はそれぞれのものになっています。
これから葬儀を考える方の、ご自身の状況に近いものがあれば、ご参考にしていただければ思います。

このご相談者が初めてセンターへご相談された時のメールには、「インターネットで勉強してみましたが、なにもかもが解らないことに変わりなく・・・」と書かれていました。

「インターネットで調べれば調べるほど混乱して分からなくなったので・・」とセンターへご相談される方は少なくありません。
インターネットは情報が膨大にあり、簡単に調べることができる半面、葬儀のようなオーダーメイドの要素が高いものについては、自分が求めている情報だけをピックアップするのはとても難しいもののように思います。

ご相談者：ご長女（お父様は70代、喪主はお母様）

初回コンタクト時	ご入院されているお父様が心配な状況でいらっしゃるとのことで、フォームよりご相談を頂きました。 仏式での一日葬を希望されていましたが、菩提寺はなく、葬儀にかかる費用によっては宗教者への謝礼がかからない無宗教での葬儀も考えなくてはならないかもしれない、また、ご親族も遠方で高齢の方が多いため、ご家族だけになるかもしれない、など、「不確定要素が多くて、なんだかまとまらない事ばかりで・・」とお書きになられていました。
葬儀社紹介概算見積書提出	二日ほどかけてメールで数回のやり取りを行い、ご要望などをある程度まとめたうえで、葬儀社のご紹介に進みます。 ご要望にあうであろう葬儀社を2社より概算見積書を取り寄せし、葬儀社についての説明などを記載した説明書を付けてメールでお送りし、ご検討いただきます。
葬儀社とのコンタクト 面談	ご検討される材料として、担当者と直接お会いいただくことをお勧めし、ご相談者が葬儀社へ連絡、まず1社とお会いになり、担当者から詳しい説明をお受けになりました。
葬儀社決定	ご紹介の両社の担当者とお会いになるおつもりでしたが、次の社とコンタクトをお取りになる前の段階でご逝去され、直接お会いになった葬儀社にご依頼になりました。 ご逝去された翌日に、「2社見比べはできませんでしたが、お話がとてもわかりやすく、印象も良かったので、迷いなくお願いすることにいたしました。」と、センターへご報告いただいています。
搬送ご安置葬儀打ち合わせ	寝台車がお迎えに上がり、葬儀社が保有する安置所にご安置となりました。 ご安置のあと、詳細の打ち合わせが行われました。
本見積書提出	翌日、打ち合わせの内容を踏まえた本見積書の提出となりました。

この事例でのご葬儀までの流れ

時系列	経過ポイント	内容
15日前	初回コンタクト	ご相談フォームよりご相談をいただく。
13日前	葬儀社の紹介概算見積書提出	葬儀社の紹介と併せて概算見積書をセンターからメールでお送りする。
10日前	葬儀社とのコンタクト 葬儀社と面談	葬儀社の担当者とコンタクトをお取りになり、直接お会いになる。
ご逝去	ご逝去時点	川崎市内の施設にてご逝去される。
同日	搬送 ご安置葬儀打ち合わせ	搬送、ご安置のあと、打ち合わせを行う。
1日後	本見積書の提出	打ち合わせを踏まえた本見積書の提出。
7日後	ご葬儀	かわさき南部斎苑にて告別式のみの一日葬、ご火葬。

施行内容（一日葬/仏式/かわさき南部斎苑）

規模/会葬者数	ご相談当初から一日葬をきぼうされていました。人数についてはご家族4人だけになるかもしれないと考えられていましたが、故人様のご兄弟などもおみえになり、アットホームな雰囲気でのご葬儀になられたとのことです。 一日葬：家族親族11名
宗教	菩提寺はないとのことで、葬儀社よりご紹介の僧侶に読経していただきました。仏式：真言宗豊山派
斎場	ご相談当初より、かわさき南部斎苑を希望されていました。かわさき南部斎苑
葬儀費用	料理や返礼品、火葬料、式場使用料など、葬儀にかかった総額です。ご紹介僧侶へのお布施（一日葬）も含まれます。約75万円
	故人様の生まれ故郷にある橋の画像を祭壇の後ろにあるスクリーンに映し、皆さまは懐かしそうにご覧になっていたとのことです。

施行葬儀社：アースメモリー赤とんぼ