ご相談の流れ
ご相談のタイミングは、事前相談と事後相談に大別できます。時間に少し余裕があり、お気持ちが許すならば、事前相談により、ある程度葬儀社をお決めになることをお勧めしています。事前相談をする状況やお気持ちでない方は、慌てる必要はありませんので、万が一になったとき 0120-874-867 へ連絡ください(24時間サポート)。即座に対応いたします。サポートのご利用は基本的に無料です。ただ、紹介葬儀社で施行の場合、一口3000円の寄付を強制ではなくお願いしております(注)。
ご相談のタイミング(5つのタイプ)
事前のご相談 ~葬儀社を事前に決めておく~
お気持ちが許すならば、事前にある程度葬儀社をお決めになることをお勧めしています。なぜなら、その時にはどうしても冷静に判断することが難しくなるからです。普段相当に冷静な人でも、人の話が耳に入らず上の空になったという話を聞ききます。それぐらい冷静でいることは難しいようです。例えば、病院の霊安室に運ばれた時点で葬儀社が決まっていなければ、病院の出入りの業者の言うがままになる可能性が非常に高くなってしまいます。
事前に葬儀社を決めておくことにより、万が一の時はその葬儀社に連絡をすれば、病院からの搬送から葬儀の施行まで、事前の打ち合わせ通り(見積もり通り)に進めることができます。事前相談は、ご自宅でのご安置が不可能な場合や社葬など大規模葬儀の場合に、特にお勧めしています。
概算の見積りや、式場の選定、当センター相談員のアドバイス、社の担当者の話などを踏まえて、依頼する葬儀社を決めておきます。
事前相談+事後決定
事前に、葬儀社から概算の見積りをとったり、もしくはある程度の話を担当者から聞いておき、だいたいの情報を仕入れておき、候補の葬儀社を絞っておきます。そして、万が一の直後(もしくはその直前)、依頼する葬儀社を実際に決めるという方法です。その葬儀社が病院へ寝台車でお迎えにあがります。
事後相談1 ~事後すぐ病院からのご相談~
事後のご相談の場合、ご相談者はまず慌てないことが必要です。どのような状況であっても、平常心を保つように心がけたいところです。センターにお電話くださるだけで、それぞれの状況に応じて即座に24時間サポートしていることを思い出してもらうだけでも少しは落ち着きを取り戻してもらえるのではないでしょうか。
自宅でのご安置が可能な場合
その場でセンターを通して依頼する葬儀社を決めることができます。その葬儀社が病院へ寝台車でお迎えにあがります。
もしくは、病院出入りの葬儀社に、自宅までの搬送の業務だけを依頼するということも可能です。ご安置後、あわてる必要はありませんので、センターを通して葬儀社の担当者の話を聞いたり、概算の見積りを検討した後、依頼する葬儀社を決めます。(ただし、病院に入っている葬儀社が運悪く、あまりよくない場合、法外な搬送代を請求される可能性がありますので、事前に搬送代を確認しておいたほうが良いでしょう)
自宅でのご安置が不可能な場合
その場でセンターを通して依頼する葬儀社を決めることができます。その葬儀社が病院へ寝台車でお迎えにあがります。
ご自宅に安置することなく、病院から自宅以外へ直接搬送をする場合、搬送をどの社に任せるかは、それ以後の葬儀までその社に任せることにつながってきますので注意が必要です。葬儀社の自社安置室などにご安置をすることになった場合、そのまま葬儀打ち合わせ、施行の流れにされてしまう可能性が高くなるでしょう。
もちろん、この場合でも、搬送だけ依頼しているという、はっきりとした認識(できれば葬儀社にも念押し)と、葬儀施行契約書に判を押してなければ、葬儀社を変更することは何の問題もありません。ただ、強い意志がないと流れのままになる可能性が高いので注意が必要です。できれば事前に葬儀社を決めておくのがよいでしょう。
事後相談2 ~自宅ご安置後におけるご相談~
あわてる必要はありませんので、葬儀社の担当者の話を聞いたり、概算の見積りを検討した後、依頼する葬儀社を決めます。
※ センターの価値がより発揮されるのは、葬儀事前相談もさることながら、事後相談の場合です。葬儀社選びを状況の流れの中で運任せにして最悪の結果になり後悔するよりも、センターはそういう状況の中でも適切な社を迅速に紹介する仕組みを持っていますので、はるかに良い葬儀に結びつきます。
将来を考えてのご相談
最近では、ご自身やご両親のことなど、いつかくるであろう、ご葬儀のご相談をされる方が増えています。そのお気持ちはよくわかります。ただ、下記のようなことを理解しておけば、よりよい事前準備につながっていくと思います。
長期的なご相談の場合、時間が経つことによりご自身や世の中の状況が変化します。葬儀社においても状況が変わってしまう可能性もあります。また、もっと良い方法ができている可能性もあります。
たとえば、契約時はまともな良い会社でも、時間がたって変わらず良い会社でありつづけているかはわかりませんし、会社がなくなる可能性があります。としますと、事前に葬儀社を決めるだけでなく、金額も決めて、お金を預けてしまうのはあまりお勧めできない気がします。それで安心をしたいということは、わからなくはないのですが、少なくともお金まで"一括"して預ける生前契約は止めたほうがいいでしょう。お金が適切に返ってくる保証もありません(互助会の場合は半分は保全されます)
将来を考えてのご相談の際は、今の状況の中でご相談者に適したアドバイスをさせていただきます。この時点で取り寄せた見積もりなどは選択肢および参考資料ぐらいに捉えておくのがよいと思います。時期を見ながら見直しを図っていくのが良いでしょう。
当センターでは、ご相談いただいた時の資料等は一定期間は保管してありますので、相談経緯を踏まえての見直しにも対応させていただいています。
ご相談の流れ
事前相談の例
- 1、当センターへコンタクト
- お電話ください。もしくはメール。
- 2、ご要望・不安点などを整理
- 漠然としたご要望・ご予算を、具体化するために、ご相談者と当センターのスタッフで一緒に整理していきます。葬儀社に直接聞きづらいことなどもここで整理します。
- 3、要望に合う葬儀社の抽出
- センターは賛同社の中からご要望に合う社を抽出していきます。
- 4-1、紹介方法の確認
- 状況と希望、お気持ちに合わせて紹介の仕方も臨機応変に対応します。たとえば、直接、葬儀社から説明を聞く、もしくは、概算の見積もりを取ってある程度のことを把握した後、直接説明を聞くなどです。または、葬儀社と直接話をするのは気が進まない方は、当センター相談員からのアドバイスだけを受けます。
- 4-2、あさがお協定用見積書と説明書送付など
- たとえば事前見積もりのご希望の場合、あさがお協定用見積書(見本)を使用して、見積もりを取り寄せます。この見積もりに説明書を添えてお送りします。これらを踏まえて検討してもらい、再度の見積もりや、社の変更、社と直接面談など状況や要望に応じて対応します。
- 5、検討を経て判断
- 概算の見積りや、斎場の選定、当センター相談員のアドバイス、社の担当者の話・詳細な見積りなどを踏まえて、依頼する葬儀社を決めます。場合によっては、その葬儀社と詳細な打合せをします。
- 6、万が一の時
- 依頼する葬儀社が決まっていれば、万が一の時には、その葬儀社に連絡をすれば、すぐに病院からの搬送の対応から葬儀の施行まで、打ち合わせの通り(見積通り)の進行が可能になります。
- 7-1、葬儀打ち合わせ、施行
- 打ち合わせの結果作成された見積もりには、葬儀見積書兼契約書が利用されます(見本)。と同時に、葬儀契約確認書(見本)で確認します。それらは、打ち合わせ場所で、ご相談者の目の前において、割り印で封をして、センターへ直接送付されます。センターは、これらをチェックし、あさがお協定用見積書については捺印後ご相談者へお送りします。
- 7-2、葬儀現場確認
- 葬儀のとき、センターの担当者が施行現場を可能なとき確認します。
- 8、請求書・差額報告書・完了報告書
- 葬儀社からセンターに、請求書および差額報告及び完了確認書(見本)が送られてきます。請求書は、打ち合わせ時の見積りを踏まえチェック、捺印後ご相談者へお送りします。
- 要点1 当センターに電話もしくはメールするだけです。
- ご相談者が、当センターへのコンタクト以後の流れを詳しく把握するなど、細かいことを気にする必要はありません。相談員がご相談者の状況を踏まえながら適切に対応、アドバイス、サポートしています。
- 要点2 紹介しっぱなしではなく、要所要所でチェック確認を行っています。
- あさがお協定用見積書などを使用することにより、「うその説明を受けて契約させられてしまった」「無断でサービスを追加されてしまった」「言った言わない」というような不愉快な起こりえない仕組みになっています。詳しくは、紹介とチェック確認
事後相談
事後の場合、ご相談者はまず慌てないことが必要です。どのような場面(病院や自宅、それ以外)であろうとも平常心を保つよう心がけてください。そして、センターにお電話くださるだけで、それぞれの状況に応じて即座に24時間対応いたします。
賛同葬儀社の担当者と直接やりとり
当センターからの紹介以後は葬儀社の担当者との直接的なやりとりが可能になりますが、それにとどまらず、賛同葬儀社の情報ページから直接コンタクトし、情報収集や対応を見てもらうことも可能にしています。
サポート相談事例
事前相談および事後相談の流れにつきまして、具体的な実際例を詳細しております、サポート相談事例 をご覧いただきますと、よりイメージがつかみやすいと思います。
(注) 当センターのサポートを受けて葬儀施行の場合、ご満足頂き、なおかつ、センターの存在趣旨に賛同くださる方は、センター(特定非営利活動法人マイエリア)へ1口3000円の寄付を施行後にお願いしております。ただし、強制ではありません。