一日葬/仏式/かわさき南部斎苑

• ご相談対応
• 松本明子

ここ数年、葬儀社やその他色々な会社、団体等でお葬式のセミナーを行なっている所が増えています。

お葬式について消費者の関心が高いということで、このようなセミナーや説明会などに参加した経験がある方も多いと思います。

この事例でのご相談者もセンターへご相談される前の段階で数回にわたりお葬式のセミナーに参加されたご経験があり、ご葬儀についての大まかな流れはご理解されていらっしゃいましたが、いざ、ご自身が葬儀を出すという段階で各ご家庭の事情やご要望に落とし込もうとされた段階で細かな不明点や具体的な対応などが良く分からなくなられたご様子でした。

セミナーなどは、複数の参加者に対して説明を行なうため、各個人レベルの内容まで踏み込んでの説明などについては、その場で詳しく対応することは難しいかと思います。

ご葬儀はどこも同じように見えるかもしれませんが、各ご家族によって状況や要望など、細かなところは全く異なります。

私達は、その方にはその方の為の説明や対応が必要であると思って活動しています。

ご相談者：奥様（ご主人様は80代）

初回コンタクト時	横浜市の病院にご入院中のご主人様が心配な状況ということで、お電話にてご相談を頂きました。 この時点では、安置所を利用したい、山形から菩提寺のご住職が来てくれるので仏式での家族葬をというのが主なご要望でした。
葬儀社紹介	お電話で２社をご紹介し、概算の見積書はセンターで取り寄せ、説明書を添えて郵送でお送りするということになり、ました。
概算見積書提出	電話を切ってしばらくしたころ、再度ご連絡を頂きました。 病院から連絡があり、ご容態が悪化したとのことで見積りを急いでほしいというお電話でした。 その時点で先に届いていた見積り書を取り急ぎファックスでお送りし、ファックスでは見えづらいところなどの読み合わせとご紹介葬儀社の説明を行ない、見積り内容についての詳細は葬儀社の担当者がご相談者へ連絡し説明をするという流れになりました。
葬儀社とのコンタクト	担当者からご相談者へ連絡して見積りの説明を行ない、翌日ご自宅へ伺って詳細な説明をするということになりました。
概算見積書提出	内容について若干の変更があり、再度概算見積書を提出、その後何度か直接のやりとりを行なっています。
葬儀社決定	ご逝去の時点でご相談者が同社へ連絡、葬儀のご依頼となりました。 ご依頼について事前に具体的な意思表示はありませんでしたが、同社へご依頼されることは事前にお決めになられていたご様子です。
搬送 ご安置	寝台車が病院へお迎えにあがり、同社が保有する安置所へご安置となりました。
本見積書提出	ご安置の後、菩提寺のご住職のご都合を確認したうえで斎場の予約を行ない、日程の決定、詳細打ち合わせを数日かけておこなわれ、本見積書の提出となりました。

この事例でのご葬儀までの流れ

時系列	経過ポイント	内容
12日前	初回コンタクト	お電話でのご相談
	葬儀社紹介	お電話にて２社を紹介
	概算見積書作成 葬儀社とのコンタクト	見積り取り寄せの手配を行なっていた時点でご容態悪化のご連絡をいただき、先に届いた社の見積りをファックスで送信。 その後担当者より見積りの説明を行ない、翌日ご自宅で詳細のご相談をする流れとなる
11日前	概算見積書再作成	若干の変更点があり、再度概算見積り書を提出。（ご葬儀までの間に葬儀社とは数回にわたりやり取りを行なう）
ご逝去	ご逝去時点	横浜市の病院にてご逝去
同日	葬儀社決定	ご相談者が葬儀社へ直接連絡をし、ご依頼。
	搬送 ご安置	寝台車がお迎えにあがり、同社の安置所にご安置
1日後	本見積書作成	数日かけて詳細の内容を決定し、本見積書の提出
6日後	ご葬儀	かわさき南部斎苑にて告別式のみの一日葬、ご火葬。

施行内容（一日葬/仏式/かわさき南部斎苑）

規模/会葬者数	一日葬でのご葬儀でしたが、菩提寺のご住職が前日に川崎にお越しになり、通夜の日にはご家族のみ斎場に入られ、ご住職にお経をあげていただきました。 一日葬：ご家族ご親族15名
宗教	山形にある菩提寺のご住職がお越しくださいました。 仏式：日蓮宗
斎場	ご相談当初より、かわさき南部斎苑をご希望されていました。 かわさき南部斎苑
葬儀費用	菩提寺様へのお布施を除く、葬儀にかかった総額です。 約146万円
	紫の花を入れて、男性らしい生花祭壇にしてほしいとのご要望で作られた祭壇です。

施行葬儀社：アースメモリー赤とんぼ