一般葬/仏式/かわさき南部斎苑

• ご相談対応
• あさがおアドバイザー
• 松山悦子

未明にご逝去され、ご自宅に搬送された日の午後「担当者の方からはすばやく会場取りをしていただき、戒名の件、お墓の件を含めてお寺さんにすぐ連絡をと親切に先手・先手とアドバイスをいただいて、今のところとてもスムースにいっております」電話口からはこれからご葬儀に向かうご相談者の緊張した声が聞こえました。

当初ご相談者は遠方の菩提寺に遠慮をされ、葬儀社サイドで手配した場合の費用をお尋ねされていらっしゃいました。

葬儀社の担当者は面談の折、菩提寺の墓地に埋葬のご意向と伺い、トラブルを避けるためにも、菩提寺と連絡されることを提案したところ、ご住職から快諾をいただき、遠路駆けつけてくださることになりました。

通夜には先代社長のお父様の会社関係者が多数お見えになり、翌日の葬儀・告別式にはご実家のご親戚の方々が大挙上京され、両日とも大勢の方々に見送られてのお別れとなりました。

地方では通夜よりも告別式を重視されていらっしゃるとのことで ご親戚の皆様がこぞってお見えになられたようです。

ご葬儀の２日後、「とてもよくやっていただき、助かりました」電話の声は笑みがこぼれるような穏やかな声でした。太鼓判を押して担当者をご紹介した者として、ほっと安堵いたしました。えええ 一般葬ですが、永年のお父様の業績を考慮し、ご会葬いただいた方々にお見せできる、ある程度のご葬儀をされたい、とのご意向に添えられたものと確信いたしました。

ご相談者：ご長男　（お父様は70代前半）

初回コンタクト時	お父様の容態がかなり悪く、お医者様からも「もしもに備えてご準備を」との報告があり、葬儀社のご紹介をとのお電話での事前相談をいただきました。 お父様が先代の社長をされていたので、会葬者も２００名以上になる可能性もあり、それに家族・親族が２０～３０名程加わりますので、費用面・規模の面から斎場の第１候補としてかわさき南部斎苑をあげられました。 ただし、社葬ではなく一般葬で執り行いたいとのご要望でした。 第２候補としては会社とご自宅がある川崎区もしくは幸区近辺で、ご会葬に車で来られる方が多い関係上、駐車場が１００台位のスペースのある斎場をご希望されていらっしゃいました。 葬儀社は対外的にも、個人経営ではなく、しっかりした会社組織になっている葬儀社が望ましいとのことでした。
葬儀社紹介	当初、お話に該当すると思われる、３社の具体的な葬儀社名と住所等をご紹介したのですが、１社は少し合わないということで、２社に絞り、両社から見積りをお取りし、センターの説明書とともにお送りし、ご説明いたしますので比較検討していただき、その上で担当者に詳しいお話を伺いするという段取りになりました。
概算見積書提出	見積りをお取りしたのは業界大手で社葬など大規模葬に強い葬儀社さんと、手堅くやっていらっしゃいますが小規模クラスの葬儀社さんの２社からでした。 見積りは会葬者２３０名（内ご家族・ご親族３０名）の一般葬を想定した葬儀総費用でした。総費用とは葬儀社さんへの支払いだけではなく、斎場費、火葬代、搬送代、マイクロバス代・霊柩車代（火葬場併設以外の斎場の場合）、飲食代、返礼品代、お布施代等葬儀に関する全ての費用です。 広い駐車場を所有している斎場は川崎区・幸区近辺では難しく、大手の葬儀社さんはかわさき南部斎苑と鶴見の総持寺の三松閣を提案しましたが、小規模クラスの葬儀社さんは駐車場の確保が難しいとのことで、かわさき南部斎苑のみの見積りになりました。 ２社の見積りを比べますと見積総費用に差が出てきましたが、大手の葬儀社さんが高額と言う訳ではなく、小規模クラスの葬儀社さんの見積りがかなり抑えた金額になっておりましたので、実際に担当者とお会いされてお話をお伺いし、祭壇やお料理や返礼品等の写真を見ながら比較されることをお勧めいたしました。 ２社の見積りとセンターの見積説明書はお電話を頂いたその日の内にＦＡＸにてお送りいたしました。
葬儀社とのコンタクト	ご相談者は小規模な葬儀社でも大人数に対応できるかと心配されていらっしゃいましたが、「担当者は葬儀ディレクターとして大規模なご葬儀にも経験豊富な方ですので、ご安心ください」と申し上げましたところ、小規模クラスの葬儀社さんとの面談を希望されました。 また、昼は会社がありますので、ご面談は夜を希望されていらっしゃいました。 担当者に詳しいお話をお尋ねになり、会葬者数の変更や追加分等も出てきましたので、再見積りをお取りになりました。
葬儀社決定	小規模クラスの葬儀社に決定。 費用面での格差はありますが、それだけではなく、実際に担当者とお会いになり、お話をお伺いして、お任せできると確信された為だと思います。
搬送ご安置	市内の病院から川崎市幸区のご自宅に搬送。
本見積書提出	本見積りは依頼者のお仕事の関係で、病院からご自宅に搬送後、２日目に最終的な内容が決定されました。本見積りは再見積りとほぼ同じでした。会葬者１５０名（内ご家族ご親族３０名）に変更、それに伴う飲食代、返礼品代等の変更、簡易湯灌と後飾りのオプション追加。

この事例でのご葬儀までの流れ

時系列	経過ポイント	内容
6日前	初回コンタクト	電話にて危篤状態のお父様の事前相談。
	ご要望の詳細について整理と確認
同日	葬儀社紹介概算見積書作成	２社を紹介。 センターから２社へかわさき南部斎苑と川崎区、幸区近辺の斎場を想定した見積りを依頼。センターの見積説明書と共に概算見積書を送る。
	紹介社と概算見積もりの検討
4日前	葬儀社とのコンタクト	１社とご面談をされ、お話の中で変更があり、再見積りをお取りになる。
ご逝去	ご逝去時点 葬儀社決定	未明にご逝去。と同時にご相談者は正式に葬儀社を決定され、葬儀社に直接搬送を依頼される。
同日	搬送ご安置	葬儀社が、故人様を病院よりご自宅に搬送。日程の決定。
2日後	本見積書作成	依頼者の仕事の都合上、最終的な確認打ち合わせでの本見積りはご逝去２日後になる。
4/5日後	ご葬儀	お通夜/告別式・火葬

施行内容（一般葬/仏式/かわさき南部斎苑）

規模/会葬者数	先代の社長だったお父様の仕事関係者が多数お見えになられました。 会葬者数は葬儀社の担当者との面談の課程で１５０名ほどに一度修正されましたが、通夜には１９０名ほどお見えになりました。告別式にはお父様のご実家のある福島からのご親族が多数お見えになり、ご親族だけで５０名以上になりました。一般葬:250人
宗教	ご実家の菩提寺のご住職がお見えになり、読経いたしました。 仏式
斎場	ご相談者の第１候補のかわさき南部斎苑はご葬儀まで４日間ほどお待ちいただくことになりましたが、市営斎場のためリーズナブルな価格で借りられ、会葬者２００名以上にも対応でき、車でお見えになられる方が多いと伺いましたので地下、地上合わせて１２０台収容可能な駐車場が確保できるという好条件のこちらに決まりました。ご会葬者の増減にも対応できるように、第１式場ＡＢのワンフロアー全部をお借りしました。かわさき南部斎苑
葬儀費用	担当者と面談をされ、最初の概算見積りからより具体的なご希望が出て、会葬者数１５０名に変更やそれに伴う料理、返礼品の変更、後飾りや簡易湯灌等のオプションが追加され再見積りが作成されました。 ご逝去後の最終打ち合わせでの正式見積りは再見積りと同じでしたが、ご葬儀当日は正式見積りよりも会葬者数が増えたため、お礼状が５０枚追加と返礼品が４０個追加、通夜料理、精進落としの追加、休憩室の追加等が派生しました。約276万円（お布施を除く）
	４０基以上の供花が加わり、ボリューム感を見せる生花祭壇と大式場。

施行葬儀社：神奈川式典(株)