川崎市での無宗教葬儀

  • 宗旨宗派にとらわれず、自由なかたちで見送ることができる葬儀のかたちです。
  • 菩提寺がある場合や事前に相談する必要がある場合があります。
  • ご家族・ご親族などに、無宗教の葬儀を理解していただく必要がある場合もあります。
  • 無宗教の葬儀に慣れている葬儀社を選ぶことは、よりよい葬儀につながります。

川崎市での無宗教葬儀

松本明子
葬儀相談員
松本明子(解説)

宗旨宗派のとらわれず、自由なかたちで見送りたい(見送られたい)などの理由から、近年では無宗教での葬儀を希望する方が増えてきました。

無宗教葬儀の割合
宗教別施行割合

川崎市を含む都市部である、神奈川・東京・埼玉の地域で無宗教での葬儀を行った方の割合について(川崎市に絞った調査は無いのですが、おそらくそれほどかわらないように思います) 財団法人日本消費者協会の調べで見ると、平成19年の調査では葬儀全体の7.8%でしたが、平成26年1月報告調査では、左下表に見る通り、葬儀全体の10.7%と、実際に無宗教で施行したという方が増えている傾向にあります。しかしながら、仏式での施行数に比べますと、実際の無宗教での葬儀施行数はまだ少ないのが現状です。

無宗教葬が増えている一方で、仏式での葬儀が82.8%から80.0%に減少していますが、菩提寺がなく、信仰する宗教も特にないという方が、一般的であるとされる仏式の葬儀を選ばずに無宗教での葬儀を希望する方が増えているからなのかもしれません。

無宗教葬儀において気を付けるべきこと。

儀式としての型にはまらず、自由なかたちで見送ることができるので、故人の趣味や職業を活かした印象的な葬儀ができるということから、興味を持たれている方も多くいらっしゃると思いますが、気をつけなければならない点がいくつかあります。

まず、菩提寺があり、そのお寺の墓地に納骨する場合には、無宗教での葬儀は難しくなります。納骨するには菩提寺から戒名をいただく必要があるからです。菩提寺があり、なおかつ無宗教での葬儀をしたい場合には、事前に菩提寺とよく話し合われることをお勧めします。

特にお付き合いのある寺院が無く、納骨先も霊園墓地や公営の墓地などの場合でしたら、無宗教での葬儀は可能になります。

しかしながら、仮に菩提寺がなく、納骨先が霊園墓地であった場合でも、親戚などに理解してもらわなければならない場合もあります。例えば、親戚の中に「葬儀ではちゃんとお経をあげてもらうべき」と考える方がいらっしゃるかもしれません。後々の親戚づきあいにしこりを残さないためにも、故人と血縁関係にある親戚へは事前に相談しておいたほうがいいでしょう。

無宗教葬儀に慣れている葬儀社は多くない。

無宗教の葬儀は、基本的な決まりごとがありませんので、自由なかたちで故人を送ることができます。しかし、自由であるがゆえに、式の流れがよくわからないなど、葬儀のイメージをもつことが難しくなります。

その際に頼りにしたいのが葬儀社だと思いますが、どの葬儀社でも同じように適切な提案をしてくれるというわけではありません。無宗教葬は葬儀全体からみても施行数が少ないことから、無宗教の葬儀に慣れている葬儀社は少ないということです。

特に、流れや演出の提案・対応力が必要となる無宗教の葬儀では、施行経験が多く、いい意味で慣れている葬儀社に依頼することが重要なことになります。

川崎市で無宗教葬儀に適した斎場

葬儀を行う斎場については、近年、寺院が保有する斎場でも無宗教での葬儀施行が可能な場所が増えています。宗旨宗派を問わず利用できるという斎場でしたら、無宗教での葬儀も対応できますが、音楽葬や特殊な演出などがある場合には事前に相談が必要になることもあります。

音楽を流すような場合、式場選びも慎重に行いたい。
かわさき南部斎苑では
楽器の生演奏も可能です

川崎市の公営斎場(かわさき北部斎苑・かわさき南部斎苑)でも無宗教の葬儀には対応していますが、音楽葬などの場合、かわさき北部斎苑は楽器の生演奏はできません。かわさき南部斎苑では生演奏を認めていますが、複数の式場が隣接しているため、音量を控えるなど、他の式場利用者の迷惑にならないような配慮が必要になります。

葬儀社が保有する自社斎場の場合には、ほとんどしばりがなく、融通性が高いので、無宗教の葬儀では利用しやすいかもしれません。

費用面では、宗教者への謝礼が不要となりますので、その分の費用は軽減されます。

無宗教葬儀のまとめ

  • 宗旨宗派にとらわれず、宗教的な儀式を好まない方に向いている葬儀のかたちです。
  • 儀式としての型にはまらず、故人の趣味や職業を活かした印象深い葬儀ができる。
  • 菩提寺へ納骨する場合には無宗教での葬儀は選択しにくい。
  • 親戚などへの事前の調整が必要になる場合がある。
  • 無宗教での葬儀施行に慣れている葬儀社に依頼することが重要。
  • 対応可能な式場でも、配慮が必要な場合がある。
  • 宗教者がいないので、お布施等の宗教者への謝礼が不要。

無宗教葬儀の費用プランとサポート相談事例

ページトップへ