「深夜にもかかわらず、親切に対応して下さり、とても感謝しております。助かりました。」

• ご相談対応
• 有賀知道

夜10時過ぎの電話でした。ご逝去されてすぐ、故人様の姪にあたる方からのご相談でした。病院に長くは置けないと言われて少し慌てた様子での相談です。

お亡くなり後、すぐに決めなければならないのが安置場所です。この事例でも、ご相談者は一番先に、安置場所について心配されておりました。

通常、ご自宅に安置できない場合、搬送をどの社に任せるかは、それ以後の葬儀までその社に任せることにつながってきますので注意が必要です。つまり、この時点で依頼する葬儀社が決まっていず、病院指定などの葬儀社に搬送を頼み、その社の安置施設に運ばれれば、自動的に葬儀まで任せる流れになってしまいます。

ただ、この事例は、川崎で葬祭扶助に適用になるかもしれないという案件だったので、都内の葬儀社も積極的には営業してこないということはあります。それでも事前に相談できるところをチェックしておかないと、葬祭扶助の適用どころか、とんでもない方向にもっていかれることがないとは言えません。

相談状況

ご相談者	姪。対象者は伯母で80代。
ご相談状況	世田谷区内の病院で伯母が亡くなる。身よりがなく、川崎市麻生区で生活保護を受けていた。病院に長く置けないと言われている中でのご相談。相談者は都内に在住。
ご要望	葬祭扶助が適用できればそれで執り行いたい。
葬儀社紹介	葬祭扶助もよく手掛ける社を紹介。
葬儀社決定	同社と電話でやり取りして依頼することになります。

この事例でのご葬儀までの流れ

時系列	経過ポイント	内容
ご逝去	ご逝去時点	東京都内の病院にてご逝去。
同日	初回コンタクト	夜10時過ぎ、電話にて連絡をいただく。
	葬儀社紹介葬儀社とのコンタクト葬儀社決定	葬祭扶助もよく手掛ける川崎の社を紹介。紹介社の担当者からご相談者に連絡。
翌日	搬送 安置	紹介社の担当者が病院にお迎えに上がり、自社の安置所に搬送・ご安置。役所で葬祭扶助の手続き。
	本見積書作成	ご安置後本見積り作成。
9日後	火葬	同社にて納棺をした後、かわさき北部斎苑に移動して火葬。

施行内容

喪主	埼玉に住む、故人様の姉の二男でした。甥
規模/会葬者数	ご相談者および、喪主になった故人様の姉の二男さんでした。直葬（葬祭扶助）：家族親族2名
斎場	日程を踏まえてかわさき北部斎苑になりました。 かわさき北部斎苑
葬儀費用	葬祭扶助内で火葬のみ。葬祭扶助内