直葬/かわさき北部斎苑

  • 事前の相談
  • 事後の相談

ご相談対応レポート、2013年6月

  • ご相談対応
  • あさがおアドバイザー
  • 松山悦子

お父様の時と同じように生活保護の範囲内でお母様のご葬儀を全て取り計らってほしいとのご要望でした。ご予算は葬祭扶助の範囲内になりますので、通常の通夜、葬儀・告別式等のお式は執り行われず、直葬のみの形になります。

故人様とのお別れは炉前での慌しい中での短時間に限定されますので、ご相談を受けたものとしては、せめてご安置中だけでもご対面の融通がきくところをとの思いで、自社内に安置所を所有している賛同葬儀社さんをご紹介いたしました。

ご相談者:ご長男 (お母様は80歳後半)

初回コンタクト時 朝9時過ぎ、お電話にて、川崎市の宿河原の施設に入居されていたお母様が昨晩亡くなられたので、近くの葬儀社を紹介してほしいとのご相談をいただきました。 当センターのことは施設からご紹介を受けてのご連絡とのこと。 お母様は生前生活保護を受けていらっしゃったので、生活保護の葬祭扶助範囲内でのご葬儀でお願いしたいとのご要望でした。
葬儀社紹介 お亡くなりになられた施設からは少し離れていますが、地域の賛同葬儀社さんで、家族葬や直送をよく手がけ、生活保護の方のご葬儀等にも詳しく、自社に安置所を所有している社を1社ご紹介し、ご要望に合わないようでしたら、ご連絡いただくようお伝えいたしました。
葬儀社とのコンタクト葬儀社決定 葬儀社さんへのご連絡はご相談者が車での移動中でしたので、少し時間を置いてご相談者の方から直接お電話をされたいとのご要望でした。 ご相談者がご連絡される前に、ご紹介した葬儀社さんには事情説明し、ご要望等を報告しておきました。 30分後再度葬儀社さんに連絡を入れたところ、つい先ほどご相談者からお電話をいただき、これから施設にお母様をお迎えに行くところとの知らせを受けました。 ご相談者はご紹介した葬儀社さんから葬祭扶助範囲内で全てまかなうことができる旨伺って、ご安心されたご様子とのことです。
搬送 ご安置 故人様は施設からご紹介した葬儀社さんの自社霊安室に搬送され、こちらで火葬日までご安置いたしました。
本見積書提出
ご安置終了後、本見積り作成になりましたが、生活保護の場合、最大費用面が決まっておりますので、直送のみの形に制限されることをお話申し上げ、ご納得いただきました。
この事例でのご葬儀までの流れ
時系列 経過ポイント 内容
ご逝去 ご逝去時点  
翌日 初回コンタクト 前夜、施設でお母様がご逝去され、ご葬儀は生活保護の葬祭扶助範囲を希望される。
葬儀社紹介 葬儀社決定 ご相談者から直接葬儀社さんへのご連絡を希望されましたので、先にご相談者のご要望等をご紹介した葬儀社さんに申し上げておきました。 ご相談者は葬祭扶助範囲内で全て葬儀社さんにお任せできることでご安心されたご様子とのことでした。
搬送 ご安置 ご逝去された施設から葬儀社さんの自社の霊安室に搬送され、火葬日まで4日間ご安置。
本見積書作成 ご安置後、生活保護の葬祭扶助の範囲で本見積書を作成。
5日後 ご葬儀 かわさき北部斎苑にてご相談者と弟様の立会いのもとに火葬。

施行内容(直葬/かわさき北部斎苑)

規模/会葬者数 生活保護を受けていらっしゃいましたので、葬祭扶助枠内の直葬になりました。 ご相談者は管轄の福祉事務所に申請され、火葬にはご相談者と弟様のお二人が立ち会われ、火葬中は控室ではなく、ロビーのイス席にてお待ちいただきました。 直葬:1名
宗教 ご相談者のご意向です。無宗教
斎場 住民票が多摩区の方ですので、かわさき北部斎苑の火葬場の申し込みをいたしましたが、火葬まで4日間ほど待たされました。 お身内の方は火葬当日30分前までにかわさき北部斎苑の火葬場に直接お越しいただく手筈でしたが、ご依頼者の長男様が途中事故に会い遅れてお見えになったので、炉前での最後のお別れは弟様のみになりました 。かわさき北部斎苑(火葬)
葬儀費用 川崎市の生活保護者の葬祭扶助枠内での費用です。 葬祭扶助が適用される費目は・ご遺体搬送代・死亡診断書、死体検案書等の文書作成代 ・ドライアイス、安置料等のご遺体保存に掛る費用・柩・火葬料・骨壷代になります 。201,000円

施行葬儀社:まこと式典