川崎市[高津斎場 (高津区)]での葬儀サポート相談事例

現状、病院など施設でお亡くなりになる方が8割を超えています。葬儀の準備をしていなければ、病院に入っている葬儀社に依頼する流れになってしまうのは、この事例の相談者が危惧している通りです。 もっとも、実は、病院指定の葬儀社というのは、搬送契約を結んでいる葬儀社のことです。

最初にご連絡を頂いたのは2年近く前でした。 センターのホームページをご覧になり、都内在住の方から10名程での家族葬の場合、幾ら位掛かるかと費用面でのお問い合わせをいただきました。 　お身内の方が町田市の病院に入院されていらっしゃいますが、ご自宅は川崎市高津区にあり、ご葬儀はかわさき北部斎苑をご希望されていらっしゃいました

ご相談者は、おかれている状況やこれまでの経験など様々なので、安心の仕方も人それぞれです。一度でも、過去に葬儀でひどい目にあった人は、用心深く確認しないと安心はできないかもしれません。 一方、これまで葬儀の経験がなく、どこに頼んでも同じだろうと思っている人は、ネットに載っているプラン費用と、簡単な説明ぐらいだけで、かなり安心してしまう人もいるかもしれません。

信仰する宗教が無く、ご納骨先が霊園であったり、散骨をされる予定等の場合、ご葬儀は無宗教葬で行なうか、葬儀社からご僧侶を紹介して頂いて読経をしていただく仏式にするかの選択肢があります。 宗教的なこだわりがない場合、葬儀社からご僧侶を紹介していただいて仏式のご葬儀にされる方も少なくありません。

当初家族親族20名様の1日葬をご希望され、菩提寺がないので、ご住職の手配もお願いしたい旨、御相談をいただきましたが、最終的にご葬儀は無宗教葬に変更となりました。 ご相談者の御兄弟の中で、ご喪家とは別に宗派を信仰されていらっしゃる方がおり、そちらの宗派の方が大挙して来られては大変とのことで、その御兄弟にはお父様のご逝去もご安置先もお知らせしていなかったが、いつの間にか知れることとなり、霊安室に度々ご面会にお見えになられるのをお知りになったご相談者から、逐一ご報告するよう申し渡されたとの由。

公営の斎場については、管轄の都市区町村により使用できる対象の範囲や条件が様々です。 川崎市の場合、故人様が川崎市民であれば、優先的に予約ができ、また費用も市民料金が適用になりますが、他の市営斎場では料金は市外料金になるが予約については市民・市外関係なく平等というところや、故人様がそこの地域に住民登録が無くても、2親等（地域によって3親等までなど様々です）までの方がそこの住民で喪主をお勤めになれば市民適用になる所などもあります。

家族全員が同じ宗教を信仰されている場合には全く問題がないことなのですが、離れて暮らすご家族がそれぞれ異なる宗教を信仰していたり、信仰する宗教が無いような場合、どのような形での葬儀を行うのがいいのか迷われることがあると思います。

急なご逝去で葬儀についてのことはまだ何もお考えになれないという状況の中、まずは搬送をしてくれるところを紹介して欲しいとのご相談でした。

お父様だけでなく、お母様もご心配な状況にあるというご相談でした。 　万が一の際には、同じ葬儀社に依頼したいとのご希望から、一人の担当者が最初から最後まで丁寧に面倒を見てくれる葬儀社でなおかつご相談者のご自宅から近い葬儀社をご紹介させていただきました。

一日葬は、一日葬儀とか、ワンデーセレモニーとか呼び方は様々ですが、着実に市民権を得てきているようです。 ただ、直葬（火葬のみ）や一日葬における特有の注意点として、宗教者の意向との調整問題があります。たとえば、神式の葬儀（神葬祭）では、通夜祭（お通夜）や葬場祭は意味ある儀式で、一連の流れになっています。なので、直葬や一日葬でやりたいという喪家の意向はなかなか通らない場合もあるように思います。