川崎市[一日葬]での葬儀サポート相談事例

菩提寺のご住職は一日葬でのご葬儀についてご理解をされており、ご相談者は過去に行なったご葬儀でも一日葬をご経験されていました。

ご対象者は川崎市民でしたが、ご相談者は埼玉県にお住まいでした。ご相談者が離れた場所にいる場合も少なからずあります。

川崎市の市営斎場には、かわさき北部斎苑とかわさき南部斎苑の２か所があります。希望者が多く常に混み合っている状況ですが、かわさき北部斎苑については式場が２室しかないため、通常でも一週間は待たなくてはならない状況です。

ご相談者様が当初一番心配されていたことは、ご葬儀におけるご自身のお立場のことでした。次女様のご主人ということで、あまり口出しができないのではと心配されていらっしゃいました。

概算見積もりを取る時点では、通常の通夜・告別の２日間か一日葬にするか、仏式にするか無宗教葬にするか、かわさき北部斎苑かかわさき南部斎苑にするか決めかねている状態でした。

「お寺にお墓があるのだが、勝手に葬儀社を決めてしまってもいいのでしょうか？」とご心配でしたが、その墓地は宗教的な制限のないところで、そちらの檀家さんではない場合はご自由にしていただいて大丈夫ですとご案内いたしました。

ご相談当初は直葬をご希望されていましたが、ご親族のご要望などを加味し、最終的には祭壇を飾っての一日葬というかたちになりました。相談に先立ち、ケアマネージャーの方からお電話での問い合わせがありました。

複数社の見積りを比較検討し、家族葬用の自社斎場を所有している一社と面談をし、詳細を確認されてから判断されました。

ご親族はご高齢なので、２日間のご葬儀ではお身体に負担がかかってしまいそうでというご相談者のお考えから、お通夜はご家族様だけでゆっくりとお過ごしいただき、翌日の告別式でご親族様に来ていただく形になりました。