川崎市[仏式]での葬儀サポート相談事例

ここ数年、葬儀社やその他色々な会社、団体等でお葬式のセミナーを行なっている所が増えています。 　お葬式について消費者の関心が高いということで、このようなセミナーや説明会などに参加した経験がある方も多いと思います。 この事例でのご相談者もセンターへご相談される前の段階で数回にわたりお葬式のセミナーに参加されたご経験があり、ご葬儀についての大まかな流れはご理解されていらっしゃいました。

故人様をご自宅で安置することができないので、自宅から近いところにある安置所を利用したい、ご安置中の数日間、夜間も付き添いたいというのがご相談者の一番の想いでしたが、あいにくご相談者のご自宅付近では夜間のお付き添いに対応できる安置所がなく、少し遠い場所にしていただくしかない状況でした。 ご葬儀の通夜の晩にお付き添いができる式場は多くありますが、ご安置でのお付き添いとなるとなかなか難しく、融通性が高いとされている葬儀社の自社会館にある安置室でも夜間のお付き添いには対応していない所が多いのが現状です。

事後のご相談でしたが、当初ご相談頂いた内容とは異なる内容のご葬儀になりました。 　葬祭扶助をご利用になり、直葬でのお別れのご予定でしたが、一転してご家族、ご親族様での家族葬に変更されましたので、打ち合わせに同席されたご親戚からは様々なご要望が出され、間に入ったご相談者も困惑ぎみのご様子だったとのこと。

「お元気な頃のお母様とお別れが出来て、大変お喜びでした」担当者からの報告を伺い、長患いでやつれたお母様のお顔が特殊メイクで生気を取り戻し、今にも御兄弟の呼びかけに応じてくれるのでは思われるシーンが目に浮かび、ご紹介した当方もほっといたしました。 「ご葬儀のことは皆目分からないので、いざとなった時に兄弟と相談したいので、葬儀社さんと大雑把な金額が知りたい・・・」とのご相談をいただいたのは、お母様のご逝去3日程前のことでした。

ご相談フォームにお書き頂いたメールアドレスにセンターからの返信が届かない場合、何らかの理由によりエラーになっている、もしくはメールアドレスが違っているなどのことがあるかもしれません。 　センターでは、必ず24時間以内に返信をさせていただいておりますので、返信が届かないような場合にはお電話でご一報いただければと思います。

公営の斎場については、管轄の都市区町村により使用できる対象の範囲や条件が様々です。 川崎市の場合、故人様が川崎市民であれば、優先的に予約ができ、また費用も市民料金が適用になりますが、他の市営斎場では料金は市外料金になるが予約については市民・市外関係なく平等というところや、故人様がそこの地域に住民登録が無くても、2親等（地域によって3親等までなど様々です）までの方がそこの住民で喪主をお勤めになれば市民適用になる所などもあります。

「本人様の希望により、自宅で家族のみでの葬儀を」とのご相談を頂きましたが、同時に、ご葬儀に使えるお部屋が６畳間ということで、自宅で葬儀が出来るかどうかのご心配もされていらっしゃいました。もし、ご自宅でできないようならば、斎場を使う事も承知しているとのことで、まずは葬儀社のプロの目で判断して頂きたいとおっしゃっていました。 　 今の時代、さまざまな事情により、首都圏では自宅で葬儀を行なう事か難しい状況にある方が多く、ご安置なども自宅以外を選ばれる方が多い現状です。

ご逝去されてすぐの、深い悲しみの中でのご相談でした。 　大切なお身内の方が亡くなられてすぐの段階では、日常ではあまり経験されない感情になられることも多いかと思いますが、センターとのやり取りでご要望などをお話しいただいているうちに、ほんの少しでも、気持ちが落ち着かれるようなこともあるようです。

初めて葬儀のことを相談される場合、大きく分けて、『何から考えたらいいのか全く分からない状態』でのご相談と、『行いたい葬儀に対するご要望が明確で、それに合うような葬儀社の紹介』を望まれる場合の二つがあるように思います。

ご入院されているお母様にもしものことがあったとき、お父様が動揺してしまうかもしれないと心配され、事前にある程度葬儀社を決めておきたいと、ご長女の方がセンターへご相談されました。 　やり取りの中で、途中からご長男の方もご相談に加わり、ご家族みんなでお母様をきちんと見送りたいというお気持ちがとても伝わってくるご相談でした。