川崎市[かわさき北部斎苑 (公営、高津区)]での葬儀サポート相談事例

「今はまだ決定とは気持ち的に言えません、父親もまだ頑張っているので」 概算の見積り書でご検討いただき、ご依頼される葬儀社の候補をお決めになられた時点でセンターへお送り頂いたメールに書かれていました 。 事前のご相談では、多かれ少なかれ、このように複雑なお気持ちでご相談されている方はいらっしゃると思います。

葬儀に関わる不安も様々です。費用のことから、式場はどこに何があってどうするのか、これからの日程はどうするのか・・・などなど。中でも、病院でお亡くなりの場合、すぐ判断が求めらることが、搬送をどこにどうするかです。

お父様が救急で病院に搬送されたうえに、医師からは葬儀のことについて考えておくように伝えられ、お一人でお父様の面倒を見ていらしたご相談者はとても大きなご不安を抱えた状態でセンターへご相談されました。

センターへご相談される前、まず、加入している互助会の葬儀社へご相談をされたそうですが、ご高齢者が多いのでお料理を少なめに用意したいことや、知人の返礼品業者さんに依頼したいなどの相談をしたところ露骨にいやな顔をされたとのことで、ご葬儀の事をお考えはじめてすぐに不快な思いをされたとのことです。

夜中過ぎのお電話で、開口一番、生活保護を受けている身内の方が危篤状態だが、万が一の時はこのような状況でも葬儀社をご紹介していただけるのか、との問い合わせをいただきました。

今回のご葬儀では故人様の直系のご家族ではありませんが、ご相談者のご家族皆様が炉前にお越しになり、お花を手向けて叔母様との最後のお別れをされました。

葬儀社のページのメールフォームから葬儀社へ直接に見積もり依頼があった事例です。この場合は、「 あさがおのページを見て」と葬儀社に伝えれば、当センターによるチェック確認ができるようになっています。

ご対象者が生活保護を受けていると、葬祭扶助を受けて葬儀ができると思っている人は多いです。しかし、葬儀を執り行う人（申請者）が葬儀費用を捻出できない状況にある場合に葬祭扶助は受けられる可能性があります。

川崎市の生活保護者の葬祭扶助枠内での施行でした。

お父様の住民票が東京都大田区にあるとのことで、かわさき北部斎苑での式場確保が市内居住者に比べ難しく、事実上困難が予想されることから、自社斎場を所有している賛同社をご紹介いたしましたが、直葬ということで落ち着きました。