川崎市[川崎区]での葬儀サポート相談事例

故人様はまだお若く、ご両親がご健在でしたので、ご家族はさぞお辛かった事と思います。 　数名の親しくされていたご友人の方にお声をかけ、本当に親しい方のみでのご葬儀だったとのことです。 　ご相談のお電話を下さったお姉さまにとって、葬儀は初めてのご経験とのこと、また深夜のご逝去だったためご不安も大きかったと思います。

ご相談者は一人娘ということで、お母様のご葬儀の一切を仕切らなくてはならない立場でした。また、初めてのご葬儀ということで、さぞご不安でいらしたことと思います。 　事前にセンターのホームページをよくご覧いただいていたとのことで、ご希望の一日葬や無宗教での葬儀についての心配点などもご理解されていましたが、ご逝去から葬儀までの流れがよくわからないとのことで、これからの流れを説明させていただきました。

「本人様の希望により、自宅で家族のみでの葬儀を」とのご相談を頂きましたが、同時に、ご葬儀に使えるお部屋が６畳間ということで、自宅で葬儀が出来るかどうかのご心配もされていらっしゃいました。もし、ご自宅でできないようならば、斎場を使う事も承知しているとのことで、まずは葬儀社のプロの目で判断して頂きたいとおっしゃっていました。 　 今の時代、さまざまな事情により、首都圏では自宅で葬儀を行なう事か難しい状況にある方が多く、ご安置なども自宅以外を選ばれる方が多い現状です。

相談最初、式場について、ご自宅から近いところとお話しされていました。それを受けて、ご自宅から近いところに自社式場を持つ社などを案内しましたが、お話をお聞きするうちに、それほど、強い意向ではない感じがしました。 葬儀後にお答えいただいたアンケートにおいても、「地方からの参列者にとってもアクセスが良かったと思うので、北部斎苑ではなく南部にしてよかったです」とありました。

ご葬儀後にご協力いただいたアンケートに「担当の方のサポートで、手づくりのあたたかい式ができたと満足しています。」と書かれていました。 無宗教での葬儀は宗教者による進行がないため、ご葬儀中のお時間をどのようにでも使う事が出来ることから、ご喪家のご要望がどれだけ担当者に伝わっているかによって、満足度が変わってしまう事もあるかもしれません。

センターからのメールと入れ違いに、ご危篤を知らせる連絡を受けられたとのご報告をいただきました。 そのご報告では、「寸前ではありますが、前もって情報があるだけで少し気持ちが落ちつけられます」と書かれていて、概算見積書と説明書が間に合ってよかったと心から思いました。

ご逝去されてすぐの、深い悲しみの中でのご相談でした。 　大切なお身内の方が亡くなられてすぐの段階では、日常ではあまり経験されない感情になられることも多いかと思いますが、センターとのやり取りでご要望などをお話しいただいているうちに、ほんの少しでも、気持ちが落ち着かれるようなこともあるようです。

この事例では、ご相談者が心配されていることを中心に、ご要望である直葬での葬儀の流れなどを説明させていただいていたなかで葬儀社の紹介へと話しが進みました。 　概算見積書などは必要がないとのことでしたので、折を見て直接ご紹介葬儀社の担当者と話しをしていただくことをお勧めし、また、葬儀社へ連絡される際には『あさがおからの紹介』とお伝えいただければスムーズに対応していただける旨をお伝えしておきました。

初めて葬儀のことを相談される場合、大きく分けて、『何から考えたらいいのか全く分からない状態』でのご相談と、『行いたい葬儀に対するご要望が明確で、それに合うような葬儀社の紹介』を望まれる場合の二つがあるように思います。

ご主人様はご自身の葬儀について強い希望があり、また、その希望の通りにしてあげたいとの奥様の想いで、ご相談のやり取りは、短い間でしたがとても濃い内容だったと思います。