一日葬/仏式/白ゆりホール

  • 事前の相談
  • 事後の相談

ご相談対応レポート、2015年前半

  • ご相談対応
  • あさがおアドバイザー
  • 松山悦子

ご葬儀間近になって、より小さな祭壇への変更の申し出があり、削られるところは極力削るように、最小限のご予算で臨まれましたが、担当者からの提案や配慮がなされ、「ご葬儀まで10日間お待ちいただいている間、式場のゆったりした空間の中で、ゆっくりとお時間をかけてのご面会が自由にでき、質素ながら充実したご葬儀を執り行えました、とご葬儀終了後、ご喪家の方々皆様からお言葉をいただき、喜んでいただけたようですよ」。

ご葬儀の担当者からの報告を伺い、ほっと安堵いたしました。

川崎のご相談者から最初のお電話をいただいたのが、週末土曜日の夜8時過ぎでした。

「病院で義父が亡くなったが、質素に家族親族だけで見送り、生活保護を受けているので出来れば適用範囲内で葬儀・告別式を執り行いたい」とのご要望を伺いましたが、生活保護受給者の葬祭扶助の場合、ご葬儀での必要最低限の支給額にしかなりませんので、実際にはご葬儀のお式は執り行えず、直葬の形に納まる場合が殆どであることを申し上げて、ご家庭の状況をお伺いしたところ、生活保護を受けていらっしゃるのは別居されている義兄の方で、当のご両親ではないとのこと。

通常、葬祭扶助が受けられるのは受給者の方ですが、状況によって申請が受けられる場合もありますので、お義兄様には週明けにも生活保護費を支給している福祉事務所に伺うよう申し上げ、まずは病院からの搬送が急務ですので、ご自宅の近くで自社ホールにご安置ができ、ご葬儀に関しての融通が利き、葬祭扶助にも詳しい当センターの賛同社をご紹介させていただきました。

早速にご相談者からご依頼をお受けした社の責任者でもある担当者は自社の式場ホールに搬送ご安置後、すぐに火葬場の予約を入れたが、すでに最短で10日後と大変な混み具合に、ご喪家の状況を鑑み、10日間の安置料、ドライアイス代を半額にして、自社での1日葬を提案されたとのこと。

週明けを待って義兄様が福祉事務所にご相談に出向きましたが、よほどのことがない限り、こちらで葬祭扶助が可能なのは受給者のみとの回答で、却下されてしまいましたが、葬儀・告別式にこだわりを見せたご親族の方々のお力添えもあり、10日後無事1日葬でのご葬儀を執り行うことができました。

ご相談者:娘婿 (義父様は70代)

初回コンタクト時 川崎市内のご相談者から「義父が病院で亡くなったので、葬儀社を紹介してほしい。葬儀は生活保護を受けているので、できたらそれを適用したい」とのお電話をいただいたのが、週末の土曜日夜8時過ぎでした。
生活保護を受けていらっしゃる方の扶助の場合はご葬儀の予算が決められており、式場でのご葬儀は難しい旨ご説明し、さらにご事情を伺うと受給しているのはお義父様のご長男の方と判明。
葬祭扶助は通常ご自身のご葬儀でないと難しいが、望みをかけて、ご長男ご自身が受給されている福祉事務所に出向き、ご相談されるよう申し上げました。
早速にお義父様と同じ区内で葬祭扶助にも詳しい賛同葬儀社さんの社名をお知らせしたところ、社名をご存じのご様子で、直接ご連絡されたいとの由。夜間ですので、すぐに対応可能かを先方に問い合わせて、折り返しご相談者にご連絡することにいたしました。
葬儀社紹介 賛同社からはすぐ対応可能であるとのご返事をいただきましたので、ご相談者から葬祭扶助でお願いする可能性もある旨説明し、その場合の手続き等に関するご相談もお願いしておきました。
ご相談者にはご紹介した社がこれから搬送可能であることを、また自社でのご安置ができ、式場も完備しており、ご相談に応じて臨機応変な対応をしていただける社であることもご報告しておきました。
葬儀社決定葬儀社とのコンタクト ご相談者は間もなくご紹介した賛同葬儀社さんに直接ご連絡をされて、搬送をお願いされました。
ご紹介した賛同社がご相談者のご自宅から最寄り駅の途中にあり、所在が確認されていたことで、センターからの説明にご安心して、ご連絡されたご様子とのこと。
葬祭扶助に関しましては週明けを待ち、ご長男の方が受給されている市の福祉事務所に、ご本人様がご相談に出向くことにいたしました。
搬送ご安置 ご紹介した葬儀社さんの担当者が病院にお迎えに上がり、自社に搬送後、霊安室ではなく自社式場ホールにご安置され、故人様はそのまま告別式が終わるまでホールに10日間の滞在となりました。
搬送以後の対応はご相談者からお義母様にバトンタッチされ、以後の担当者との打ち合わせ等は全てお義母様が窓口になりました。
本見積書提出 搬送された翌日、お義母様、ご長男様、ご相談者ご夫婦の4名様で社にお見えになり、打ち合わせをされ、状況を鑑み、1日葬での見積りを作成し、週明けの福祉事務所とのご相談の結果を待つことにいたしました。
週明けの福祉事務所とのご相談では矢張り、今回のケースは該当しないことが判明した為、ご親族の方々のご支援をいただき、前日に作成された1日葬の見積りを本見積りといたしましたが、ご葬儀まで8日程ございましたので、更に検討を重ねて、ご葬儀間近まで、ご予算の削減を図りました。
この事例でのご葬儀までの流れ
時系列 経過ポイント 内容
ご逝去 ご逝去時点 川崎市麻生区の病院にてご逝去
同日 初回コンタクト 娘婿のご相談者より、生活保護の方の葬祭扶助を対象にしたご葬儀の依頼を受ける。
葬儀社紹介 葬祭扶助に詳しく、自社の小式場を安置所代わり利用でき、臨機応変な対応が可能な社をご紹介する。
葬儀社とのコンタクト 葬儀社決定 ご近所で社名をご存じでしたので、センターの説明に安心され、ご相談者から直接ご連絡して、搬送をお願いされる。
搬送ご安置 ご紹介した社の担当者が病院にお迎えに上がり、自社に搬送後、自社の式場ホールにご安置。
1日後 本見積書作成 ご安置された翌日、お義母様、ご長男、ご相談者ご夫婦が社にお見えになり、本見積りを作成される。
10日後 ご葬儀 白ゆりホールにて葬儀・告別式の1日葬を執り行い、かわさき北部斎苑にて荼毘に付される。

施行内容(一日葬/仏式/白ゆりホール)

規模/会葬者数 当初、ご喪家では生活保護の方の扶助によるご葬儀をご希望でしたが、ご本人様以外の場合は扶助が受けられないことが判明しましたので、シンプルな形での1日葬に変更されました。
季節柄、火葬場も大変混み合い、かわさき北部斎苑にて火葬は最短で10日後、また式場は2週間後となるため、担当者はご相談者の状況をから、安置料、ドライアイス代を半額にして、自社ホールでの1日葬を提案し、ご喪家もご納得されて、ご予算等のご相談をされ、ご葬儀直前にはさらに小型の祭壇への変更になりました。 1日葬 葬儀・告別式 ご家族ご親族10名様
宗教 ご喪家ご希望の宗派にて、葬儀社さんの方でご紹介したご住職に、1日だけの読経をお願いいたしました。仏式:曹洞宗
斎場 ご紹介した社の自社ホールにて1日葬が執り行われました。
病院から搬送後、自社のホールにて火葬を予約した10日後までご安置され、そのまま同ホールでの葬儀・告別式となりました。
ホールでの1日葬の式場費は通常の半額になります。
また、こちらでのご安置は霊安室ではなく、式場ホールにご安置される為、事前にご連絡いただければ、ゆっくりと時間をかけてのご面会も可能です。ホールでご葬儀がある時だけ、一時的に別室に移しますが、基本的にホールでのご面会になり、特に時間の制限は設けていないとのことです。
ご家族でご葬儀までの間、ご自宅からお近くのこともあり、度々ご面会にお見えになられたと伺っております。 白ゆりホール
葬儀費用 ご紹介したご住職のお布施代(戒名付き)25万円も含めての葬儀総費用です。約83万円

施行葬儀社:㈲まこと式典

白ゆりホールとサポート相談事例

白ゆりホールの説明は 白ゆりホール へ