一日葬/キリスト教/麻生区の教会
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ご相談対応レポート、2015年前半
- ご相談対応
- あさがおアドバイザー
- 松山悦子
プロテスタントのキリスト教葬の場合は、通常故人様が通われていた教会、または最寄りの教会でのお式になるか、斎場に牧師さんをお呼びしてお式になるかの選択になります。
深夜、危篤状態に陥ったお父様の万が一の時は教会にて執り行いたいので、キリスト教葬に詳しい葬儀社さんをご紹介いただけないかとのご相談をお受けしました。
お話をお伺いすると、プロテスタントとのことですので、教会でのお式の他に、一般の斎場に牧師さんをお呼びすることも可能な旨、申しあげたところ、ご相談者・お母様共クリスチャンではありませんが、お父様の信仰を尊重され、最後はキリスト教葬で教会からお見送りされたい思いが強いとのことでした。
お父様が通われた教会のことをお尋ねしたところ、すでに当時の牧師さんは他界され、エリアも違うので、新たに葬儀社さんの方からのご紹介を望まれましたが、教会でのご葬儀に限定されますと葬儀社さんは単にキリスト教葬に詳しいだけでなく、教会との繋がりも重要な要素になりますので、深夜でもあり、葬儀社さんに伺って、折り返しご連絡を差し上げることになりました。
葬儀社さんがご紹介した教会は、ご相談者のお住まいのある多摩市内ではなく近隣になり、また教会側はどなた様でも受け入れるという訳にはいかず、教会役員会での許可が必要となりましたが、牧師さんのお骨折りもあり、無事お許しがでて、お見送りすることができました。
ご相談者からも、ご葬儀の後のアンケートで願いを汲んで下さった、とお礼のお言葉をいただきました。
キリスト教葬は牧師さん先導の元に執り行われますので、牧師さんとご喪家との打ち合わせも、とりわけ綿密に行われ、お父様の人となりをヒヤリングされ、かつてお父様が通われた教会まで出向き、当時のご様子や人柄までお尋ねになり、役員会にもお話になられたことが、良い結果を導いた要因にもなったようです。
ご相談者:長女 (父親は70代)
初回コンタクト時 | 深夜2時過ぎ、都内在住のご相談者から、川崎市内の病院に入院中のお父様が危ない状況とのお電話をいただきました。万が一の時はプロテスタントの教会でのご葬儀をご希望ですが、お父様がかつて通っていらっしゃった教会はすでに当時の牧師さんもお亡くなりになり、エリアも異なるので、できれば葬儀社さんから教会のご紹介をお願いしたいとのご要望をお伺いいたしました。 当初、多摩市内のご自宅近辺での、キリスト教葬に詳しい葬儀社さんがご希望でしたが、お話をお伺いしていく中で、多摩市内に限定せずに、区域を広げても教会でのご葬儀を優先させたいご意向でしたので、近隣でキリスト教葬に詳しく、教会にもつてがある葬儀社さんに問合せて、折り返しご連絡を差し上げることにいたしました。 |
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葬儀社紹介 | 葬儀社さんに伺ったところ、なにぶん深夜なので現在の状況では南多摩斎場に牧師さんをお呼びしてキリスト教葬をされるか、地域を選ばなければ、川崎市内の教会をご紹介できるが、教会に問い合わせてからでないと確約は難しいとのお話でした。また、所属教会員でない場合、牧師さんを通して役員会の許可が必要になるとのことですので、実情をご相談者に申し上げたところ、葬儀社さんと直接ご連絡をお取りになり、ご相談されたいとのご希望をいただきました。 |
葬儀社とのコンタクト 葬儀社決定 | 深夜2時半過ぎ、ご相談者からご紹介した葬儀社さんにご連絡が行き、教会でのご葬儀のご相談を30~40分ほどされたとのことです。その後、明け方4時過ぎにお父様がご逝去されたので、搬送をお願いしたい旨のご連絡をいただいたとの報告が、担当者から入りました。 |
搬送ご安置 | 朝7時に担当者が病院にお迎えに上がり、葬儀社さんの契約安置所にご安置後、持参したパンフレット等をお見せしながら、詳しく家族葬プランを説明し、ご納得いただいたとのことです。 |
概算見積書提出 | 教会の牧師さんから役員会での許可の決定が夕方になるとのご連絡が入りましたが、とりあえず教会でのご葬儀を前提とした概算のお見積りが、センターのみに提出されました。 |
本見積書提出 | 教会でのご葬儀の許可が下りましたので、翌日牧師さんを交えての詳しい打ち合わせをされた後、概算見積りの内容の一部変更等を考慮して、本見積りが作成されました。 |
時系列 | 経過ポイント | 内容 |
数時間前 | 初回コンタクト | 深夜、危篤状態とのことで、万が一の時は教会でのご葬儀希望との電話を頂く。 |
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葬儀社紹介 | キリスト教葬に精通している川崎市内の賛同社をご紹介。 | |
葬儀社とのコンタクト葬儀社決定 | 葬儀社さんからの連絡を希望されたので、ご紹介した葬儀社さんにご要望等を伝え、ご相談者へのお電話をお願いしました。 | |
ご逝去 | ご逝去時点 | 朝、4時過ぎ病院にてご逝去。 |
同日 | 搬送ご安置 | 担当者が病院へお迎えに上がり、提携先の安置所に安置後、教会の牧師さんを通し、教会役員会に許可を願う。 |
概算見積書作成 | 南多摩斎場が混み合い、火葬が代々幡斎場に変更され、取り急ぎ、教会を想定した概算見積りがセンターに提出される。 | |
1日後 | 本見積書作成 | 前日夕方、教会の許可が下り、牧師さんとの打ち合わせで1日葬に変更され、それをもとに本見積書が作成される。 |
3日後 | ご葬儀 | 川崎市麻生区の教会にて告別式の後、東京の代々幡斎場にて荼毘に付す。 |
施行内容(一日葬/キリスト教/川崎市内の教会)
規模/会葬者数 | 当初、ご相談を頂いた折には前夜式、告別式の2日間を予定されていらっしゃいましたが、牧師さんとの日程調節で、告別式のみの1日葬に変更されました。 また、ご葬儀はご家族・ご親族のみの家族葬でしたが、教会でのご葬儀の場合、教会の信者の方々がセレモニーのお手伝い等をされますので、返礼品、お食事代はお手伝いの方の分も含めた形になりました。 故人様は多摩市在住の方でしたので、南多摩斎場の火葬場の予約をしたところ、たいへん混雑しており、ご相談者が希望されているタイムリミット内では難しい状況が判明し、急遽火葬は東京の代々幡斎場へ変更されました。 1日葬 家族葬 告別式:ご家族・ご親族15名様 |
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宗教 | プロテスタント、 ご紹介の教会では所属教会員以外の場合、牧師さんから役員会にかけ、役員の方々の承認が必要とのことで、許可をいただく夕方まで待つことになり、万全を期して他の斎場も同時に予約をいたしましたが、無事許可が下り、プロテスタントでの告別式を執り行うことができました。 キリスト教 |
斎場 | プロテスタントの教会でのご葬儀をご希望されましたので、キリスト教葬に詳しい川崎市内の葬儀社さんをご紹介したところ、担当者からはお住まいの多摩市地区ではないが、エリアを問わなければ川崎市内の教会をご紹介できる旨報告があり、教会役員会の許可をいただいて、3日後こちらでのご葬儀となりました。 1日葬でしたが、前日には教会にご安置されましたので、ご家族の方々はご面会にお見えになられ、ごゆっくりと時間を過ごされたとのことです。 川崎市・麻生区内の教会 |
葬儀費用 | 直接教会へお渡しいただいた献金以外の葬儀総費用です。 約83万円 |
白を基調としたシンプルな中にもピンクとブルーの柔らかな色合い感じられ、穏やかなお父様の遺影にマッチした生花祭壇になりました。 |
斎場:麻生区内の教会
施行葬儀社:㈲ケイズ葬祭